うにくろ。

ハガレン・ポケスペ・伊賀ずきんを扱った二次創作サイト『雲丹』のブログ。初めての方は「このブログについて」をお読み下さい。

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赤朽葉家の伝説
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桜庭さんの『赤/朽/葉/家/の/伝/説』を読み終えたので以下感想です。
ネタバレはそれほどしていないと思われ。


タイトルと紹介文を読んだ印象では、旧家のドロドロとした
お家問題を描いた話かと思ったのですが、全然違いました。

親子3代それぞれの時代の移り変わりが面白かったです。
歴史が苦手な人でも「へぇーこういうことがあったんだー」程度に読めるはず。


作者さんの年齢は知りませんが、各時代の人の特徴・心理描写も
その通りな感じで、よく理解しているなぁと感じました。
現代の瞳子なんかまんま私でちょっと笑ったv
(まんま私といっても、私だけじゃない現代の人々の多くが
抱えている想いなのかなと思います)
「最近の若者は」とか「昔はよかった」とか言うけど、
それぞれの時代がそれぞれの問題を抱えているんだなと感じました。


旧家の物語らしいところももちろんあって、血筋を絶えさせない
ための婚姻が印象的でした。
今は“家”ってのはそんなに重要視されてないでしょうから、
好いていない相手に嫁ぐことはあまりないですよね。
まぁ好いてないといっても万葉たちにはちゃんと愛情はありましたが。
茶屋の出会いや地球儀の説明で膝に乗せるシーンがもへた。
(でも幻で視た初恋の相手との出会いが婚姻した翌日ってのはなんか切ない…)

桜庭さんの作品はそこはかとない百合臭も好きです。
しかし『砂糖菓子~』といい『少女には~』といいこの人の書く
少女はバイオレンスな体験してるよなぁ;
万葉の未来視や山の人など、古めかしいおどろおどろしさもあります。
ていうか人物の描写自体が出目金とか恵比寿様とか妖怪っぽくて
人間にイメージできないんですけど^^;


最後にちょろっと核心部分のネタバレ↓↓
空飛ぶ男は実は天地が逆転しているんじゃないか、とは何となく気づきました。
万葉が文字を読めなかったことや百夜が死んだ時に昏倒したことなど、
まさか伏線とは思わなかったところが伏線になっていて驚きました。

以上。

桜庭さんの作品は次は七竈が読んでみたいです。












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